My-Favorite-Song

隠れた名曲❓私のセンスで知る人ぞ知る名曲を1日1曲紹介します!私のセンスに共感してくれる方が一人でもいれば幸いです。                  それと松下幸之助・短編随筆集「道をひらく」を愛読しています。人生や仕事の糧として1日1篇紹介します!

andymori「1984」 + 道をひらく「さまざま」

こんにちは。zzppmmです!

今日紹介するMy-Favorite-Songは、

andymori

「1984」です!

 

もう10年前くらいになりますか。

ふとラジオから流れてきた曲です。

andymoriは2007~2014の活動期間を

経てすでに解散しています。

ボーカルの小山田壮平は、なんと私と

同じ地元の福岡県出身です。

まぁ、短い活動期間ではあったのですが、

独特の世界観をもったバンドだったと思います。

ただ、ボーカル小山田壮平は溢れる才能を

持ってるが故に、色々と奇行に走ります。

「脱法ハーブ」「飛び降り自殺未遂」

音楽の才能がある人って、

こんな感じですよね。

 

紹介する「1984」は、

悩むことなく無邪気に過ごしていた

小学生の頃を思い出させます。

夕日が赤く染まる時間まで、いつのまにか

友達になった地元の子たちと意味不明な遊びに

夢中になり、「また明日」と言って家に帰る。

小学生の頃ってそんな感じですよね。

ただ、

大人達の価値観やその時代の社会性に

よく分からない疑問や不安を抱きながら

も、流れに沿って今を生きているという

思春期の葛藤のような歌詞も出てきます。

 

なぜか懐かしい、なぜか切ない。

不思議な気持ちにさせられる一曲です。

 

ちなみに小山田壮平は福岡県は飯塚市出身で、

飯塚市と言えば「元内閣総理大臣 麻生太郎」

地元です。ある意味麻生の町です。

炭鉱で栄えた町で、今でもひと昔前の雰囲気が

漂います。

ぼた山(石炭採掘時の捨石の山)へ夕日が沈み、

近所の空き地で汗だくになるまで遊ぶ。

まだ、野良犬も多い頃。

5時になると、どこからかサイレンが鳴り

(炭鉱作業の終わる時間?)

暗黙の了解で家に帰る。

 

同世代の私(飯塚出身ではないが)にとって、

簡単に思い出せる風景です。

 

どうぞ聴いてみて下さい。

不思議な気持ちになります。

特に同世代の方、聴けば涙が出そうになります(笑)


andymori- 1984

 

6.さまざま

 

春が来て花が咲いて、初夏が来て若葉が萌えて、

野山はまさに華麗な装いである。さまざまな花が

咲き、さまざまな草木が萌え、さまざまの鳥が舞う。

さまざま、とりどりなればこそのこの華麗さである。

この自然の装いである。

花は桜だけ、木は杉だけ、鳥はウグイスだけ。

それはそれなりの風情はあろうけれども、この日本

の山野に、もしこれだけの種類しかなかったとしたら、

とてもこの自然のゆたかさは生まれ出てこなかった

であろう。

いろいろの花があってよかった。さまざまの木が

あってよかった。たくさんの鳥があってよかった。

自然の理のありがたさである。人もまたさまざま。

さまざまの人があればこそ、ゆたかな働きも生み

出されてくる。自分と他人とは、顔もちがえば気性

もちがう。好みもちがう。それでよいのである。

ちがうことをなげくよりも、そのちがうことのなか

に無限の妙味を感じたい。無限のゆたかさを感じ

たい。そして、人それぞれに力をつくし、ひとそれ

ぞれに助け合いたい。

いろいろの人があってよかった。ざまざまの人が

あってよかった・・・。